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KORG microKEY-37 + Windows 10 の動作確認 (2015-12-21)

KORG の microKEY-37 を買ってから1年間くらい開封せずに
寝かせておいたのですが、そろそろ使おうという気になり
セットアップを始めました。
先日 Windows7 を 10 にアップグレードしたばかりで、
ドライバ等のソフトウェアを使えるか不安だったのですが、
結論としましては動きました。ただ、すんなりとはいかなかったので
作業のプロセスを備忘録として書き留めておきます。

(注意!)
KORGさんは、microKEY シリーズの Windows10 対応を
正式にはアナウンスしていないはずです。つまりこの作業はモグリなので、
その点はご了承願います。



取説とかネットで調べてみると、セットアップにあたって

KORG USB-MIDI Driver for Windows
https://www.korg.co.jp/Support/Download/Software/USB-MIDI/win.html

KORG KONTROL Editor for Windows
https://www.korg.co.jp/Support/Download/Software/KORGKONTROLEditor/win.html

をインストールするように書かれていますが、こいつがくせ者君でした。

まずは、KORGのサイトの記載内容に従って
KORG USB-MIDI Driver for Windows と
KORG KONTROL Editor for Windows をインストールしてから
KORG KONTROL Editor を起動してみたのですが、
microKEY-37が認識されませんでした。

認識しない画面


この問題に関し、以下の手順で認識できるようになりました。

(1)上記の2つのプログラムをインストールした後、
  デバイスマネージャから microKEY-37 を削除する。

デバイスマネージャから消す画面


(2)キーボード本体からケーブルを抜いてもう一度繋ぐと
  ネットからmicroKEY-37用ドライバのダウンロードが始まる
ので
  それが完了するのを待つ。

この状態でKORG KONTROL Editorを起動すると認識されました。

認識できた画面

原因はよく分かりませんが、インストールした
KORG USB-MIDI Driver for Windows の中の一部(?)と
ネットから落ちたUSB-MIDI Driverの組み合わせだと
動作するようなイメージです。

microKEY-37 なかなか良いデバイスです。
机上でちょっと音を採ったり打ち込んだりする作業の際には、
とても役に立つ良いデバイスです。何よりシンプルで美しい。



それから、時々このダイアログが出てきますが、

こいつがくせ者です。KORG Driver Setup Utility

これに従ってインストールするとキーボードを認識しなくなりますので、
常にスルー(ウィンドウ右上のバッテンで消す)してください。
このウィンドウは何度も出てきたりするので、結構ウザいです。

WindowsPC の OS をもう既に Win10 に上げた方も多いことと思います。
KORGさんには、1日も早く今の変な状態を改善していただいた上で
正式なWin10対応のアナウンスをしていただくことを期待しております。
(2015-12-21 記す)

Windows7(64bit) で DAVINCI RESOLVE 12 を動かすまでに起きたこと。

カラーグレーディングの勉強をしようと思って
DAVINCI RESOLVE 12 をインストールしたのですが、
すんなり起動できませんでしたので備忘録として
書き留めておきます。
OSは Windows7 Professional 64bit です。

1.セットアップ

 DAVINCI RESOLVE 12 を ここ からダウンロードしてインストール。
 この作業は問題なし。

2.起動時にエラー発生

  起動すると以下のダイアログが出てくる。
 「No CUDA Acceleration Hardware Detected!」

DAVINCI RESOLVE 12 起動時エラー

 今使用しているヴィデオボードがCUDA対応かどうか分からないので一瞬焦る。


3.NVIDIAのサイトで調べてみる。

 今使っているヴィデオボードは
 NVIDIA GeForce GT530
 なのだが、ここを見てもGT530の情報が無い。CUDAに対応していないのか?

 http://www.nvidia.co.jp/object/cuda_learn_products_jp_old.html

 ただ、このサイトの情報自体が古いことにすぐ気付いたので、
 もう少し調べてみようと思いつつまた焦る(お財布的に)。


4.情報がないのでドライバを更新

 CUDA対応の件とは別に、今のドライバが最新かどうか調べて
 みたら古かったので更新した。結構時間がかかった。

videoboard settingon devicemanager


5.動いた

 ドライバを更新してマシンを再起動した後、
 DAVINCI RESOLVE 12 を起動したらすんなりと動いた。
 あらためてGT530のスペックを調べてみたら、CUDA対応である
 ことが確認できた。
 
 http://www.geforce.com/hardware/desktop-gpus/geforce-gt-530-oem/specifications

 このページに、以下の記載がある。
 Supported Technologies CUDA, PhysX, DirectX 12


(まとめ)今回の作業から得たこと

 (1)NVIDIAの日本語ページはマメにメンテされていないことが分かった。
    内容がとても古い!
 (2)ドライバを最新にするだけで問題が解決した。
   同様の問題にぶつかった方はまずドライバを最新版に
   上げる作業を行って欲しい。そこそこのヴィデオボードが
   刺さっている方は、これだけで問題が解決する可能性高し。
   私は2012年からこのボードを使っている。


DAVINCI RESOLVE の使い方はまだよく分からないけど、
じっくりと調べて必ずマスターしたいです!かなり細かい調整ができる
ことはいじりながら実感しています。

最後に、
私がこれから行おうとしているのはFHDの編集です。
4K(Ultra HD)までの編集を考えている方の場合は、ヴィデオボードがそれなりに高性能
でなければまともに動かせない可能性が高いので、お使いのボードのスペックが
4Kの編集作業についてこられるか否かについてよく調べてみてください。

Sonic Pi でBGM用音楽を数本作ってみました。

最近、Sonic Pi をいじりだしたのですが、自分の好きな音がほとんど無いので、
作る際には逆に燃えますね(笑)。乱数を多用したミニマル風作品をいくつか作って映像作品に
乗せてみましたので、聴いてみてください。まだまだ未熟な感じがしますが、
これからブラッシュアップして、様々なシーンで使える音作品を作っていきます!
ソースコードもそのまま載せていますので、よろしかったらどーぞ。

ソースコードはこちらから
https://vimeo.com/143012540




(Google Maps) マイマップで使う Bellami HD-1 の形をしたマーカー用アイコン を作ってみました。

Bellami HD-1 で撮影した場所の情報を管理したいと思い、
Google Mapのマイマップを使い始めたのですが、
マーカーアイコンのデザインで気に入ったものがなかったので、
Bellami HD-1の形をしたオリジナルマーカーアイコンを
作ってみました。

Bellami HD-1 マーカー一覧


このアイコンを使うとこんなマップとなります。

Google Map上での利用イメージ

40x52 pixel のアイコンを9種類 imgur.com
アップしておきましたので、Bellamiユーザの方で
Google Map上に Bellami HD-1 のアイコンを表示させたい方は
どうぞご自由に使ってください。

imgur.com ってユーザ登録しなくても
画像がアップロードできてしまいますので助かります。
ただ、ユーザ登録しないと一度アップした画像は削除できないみたいです。
それから、今回アップした画像を「Publish」していないので、
imgur.com のサイトからこれらのアイコンを検索することはできません。

以下にアップしたアイコン画像のURLを書いておきます。
マイマップ上で「他のアイコン」を指定する際に
オリジナル画像のURLを指定する必要があります。
その時に以下のアドレスのいずれかを指定して
いただくと、使えるようになります。

Bellami HD-1 カスタムアイコンを指定する場所


http://i.imgur.com/pa83M33.png?1

http://i.imgur.com/Vh3ISE1.png?1
灰色
http://i.imgur.com/LjT80Zd.png?1
緑(明)
http://i.imgur.com/mIIUSds.png?1
緑(暗)
http://i.imgur.com/7oW25NG.png?1
オレンジ
http://i.imgur.com/cTe2Py3.png?1
ピンク
http://i.imgur.com/JXmOkW1.png?1

http://i.imgur.com/DXcyiNg.png?1
黄色
http://i.imgur.com/NpNtMEn.png?1

Album形式で9色分全体を俯瞰したいときのURL
http://imgur.com/a/k8GCY#8

他にもサイズの大きなものや、もっとリアルな絵のものも作りましたが、
今回はここまでの公開とします。

そして、こちらもよろしくお願いします。
Vimeo tadpolizemedia
https://vimeo.com/tadpolizemedia

では、どーぞ。

(祝)アラン・ロースソーンの小規模作品が聴ける時代になりました。

NAXOSなど、いくつかのレーベルが頑張ってくれて、
アラン ロースソーン(Alan Rawsthorne, 1905-71)の様々な作品を
聴けるようになってきました。イギリス近現代作品の大好きな
私にはうれしい限りです。
ただ、交響曲、協奏曲など、比較的規模の大きい作品のリリースが多く、
声楽曲やピアノ独奏曲などの小規模作品を聴きたいと思っていた私には、
欲求不満の状態が続いておりました。

久しぶりにネットを徘徊していたら、ロースソーンの小規模作品が
聴けるようになっていることを知り、
「待ってましたっ! (しかも約25年間!)」
とばかりにポチりました。

Songs and Piano music by Alan Rawsthorne

Songs and Piano Music by Alan Rawsthorne
Alan Cuckston
2015/3/11
(MP3, 1200円)


作品は調性があるような無いような微妙な感じですが、
しっかりと作りこまれている印象を受ける作品が多く、
かつ渋み、というか暗さや重さもあって結構好きです。
でもみなさんにおススめする気にはなれません。
同時代同国の他の作曲家とは明らかに異なるタイプなので、
ディーリアスあたりに酔っている方はビンタをくらうと
思われるからです。
同時代のロシア(ソヴィエト)系の作曲家の作風に近いものを
感じるのは私だけでしょうか。

・・・

この作曲家を知るきっかけは、学生時代に遡ります。
私のピアノの先生は、ロースソーンの2台ピアノの作品
「The Creel」(びく)の楽譜を持っており、ピアノ科の学生がレッスンで
弾かされていたのです。私も弾きたかったのですが、私は
副科ピアノでしたので、レッスンでこの作品を弾くことは
ありませんでした。4種類の淡水魚からなる作品集です。

No 1, The mighty Pike is the tyrant of the fresh water
No 2, The sprat a fish that is ever in motion
No 3, The carp is the queen of rivers: a stately, a good, and a very subtil fish
No 4, The leap or summersault of the Salmon

内容は標題的と言えますが手堅い作りで、「パイク」のように
難易度の高い曲もあります。小品ながら魅力的な作品だと思いながら
ずーっと今までロースソーンのことが気になっていました。

でもS先生、あの当時、どうしてこの楽譜を学生(しかもほとんど女子学生)に
弾かせていたのだろう?学生に弾かせて、その音に(魚と戯れていた)自分の
幼少期の記憶を重ねていたのかな、などと勝手な想像・・・。

今、楽譜を手にしながらAlan Cuckstonの演奏を聴いています。
多重録音なのかな? まとまりはいいですね。素晴らしい演奏です。
淡水魚をネタにした作品集なんて滅多にないと思います。
この作曲家の一見地味な取り組み、とても共感します。

ソナチネなど、他のピアノ作品は初めて聴きました。
かなりショスタコっぽい?
この作曲家についてもっと知りたくなりました。


アラン ロースソーンについて
アラン・ロースソーン Wiki

「The Creel」の楽譜
The Creel: Suite for Piano Duet After Izaak Walton


その他、興味深い記事
17.ピアノ・デュオ・タイトル異聞
http://www.rendan.net/matsunaga-N/matunaga-17.html
29.「イギリスのピアノ・デュオ作品 その7」
http://www.rendan.net/matsunaga-N/matunaga-29.html

Bellami HD-1で長い玉の先端を固定するためのソリューション。

Bellami HD-1で長い玉を使用する際、レンズの先端を何かしらの方法で固定
しないと映像が結構揺れます。この問題を解決するため、2社の製品を購入して
試してみたところ、Manfrotto の「Manfrotto 望遠レンズサポート 293
が、35mmカメラだけでなくBellami HD-1での使用にもマッチしていることが分かりました
のでレポートします。

Manfrotto 望遠レンズサポート 293
こんな製品です。

特徴を挙げるとこんな感じでしょうか。
1.シンプルかつ作りが頑丈
2.雲台プレートが通常モデルの三脚のものとの間で互換あり。
(Manfrotto 長方形プレート 200PL)
3.レンズを乗せるバーの長さが無段階で調節可能。
4.レンズを縛るマジックテープが標準で付いている。
5.底部に三脚に乗せる際のネジのサイズが2種類(しかも沢山)空いているので、
  新たに変換アダプター等を購入する必要がないし、前後の重量比
  を考慮して三脚に乗せられる。

本当によく考えられた設計です。ちょっと心配だったのは、
レンズを乗せる部位の高さが調整できないことですが、
Bellami本体側(雲台側)を大きく前傾させることでこの問題を解決しています。
この方式は他のメーカーに見られません。

Manfrotto 望遠レンズサポート 293 Cマウントレンズ装着例
FUJINON 18-108mmF2.5(Cマウント)を装着した例


他のメーカーから販売している同カテゴリ製品も試してみたのですが、例えばこの製品、
【アマゾンオリジナル】 ETSUMI 三脚アクセサリー ジャイロック ETM-83059

この製品は、35mm一眼に大きくかつ重いレンズを使用する際には使えると思いました。
レンズ自体の重量である程度レンズが固定されると思われるからです。
ただ、Bellami HD-1に装着するレンズはそれほど重くないので、最終的にはどうしても
マジックテープや輪ゴムで縛る必要に迫られるため、ベルト等で縛る仕組みを
持っていないこの機種は、Bellamiに合わないと思いました。
それから、ネジサイズ変更等のアダプターをいくつか購入する必要にも迫られたので、
余分な出費が発生してしまいました。
Bellamiでの使用を前提にした場合、パッケージ製品としてマッチするモノとは
言えないと思いました。

ジャイロック ETM-83059を使用してみた
見た目は悪くないんですけどね・・・。


それから、他にもこんな製品もあるようですが、まだ試しておりません。
Gemtune LS-200 レンズサポート L型 望遠レンズブラケット フリープクイックリリースレート付 ダブルクランプ付

高価ではないので、そのうち購入して試してみようと思います。


加えて、これは見た目でBellamiに合わないとすぐ分かるので却下。
これは完全に35mm一眼用です。
ホルダーをレンズの高さがBellamiに合うまで持ち上げられる高さ(長さ)がないです。
【アマゾンオリジナル】 ETSUMI 三脚アクセサリー テレホルダープロ ETM-83060

Bellami HD-1 で使用する足周りの機材を探すと、ほとんどの場合、Manfrottoに行き着きます。
Bellami HD-1のようなマイナーなカメラにマッチする機材がほとんど揃ってしまっている
Manfrottoの懐の深さと、今、この時代のユーザの多様なニーズに応えるために
常に努力し続けている企業の真摯な姿勢のようなものが見えてきます。
それに比べて日本の企業の品揃えといったら・・・。本当にやる気があるのでしょうか???

「Nothing but a dream」 Keith Jarrett

大好きなSamuel Barberの作品をこれまた大好きなキースの演奏で聴ける、
ということで、Amazonでこのディスクを見つけた瞬間にポチりました。

Barber ピアノ協奏曲他

http://www.amazon.co.jp/Barber-Bartok-Concertos-Keith-Jarrett/dp/B00UY3RWVI/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1434209075&sr=8-3&keywords=keith+jarrett

クラシックファンがこのCDにおけるキースの演奏を聴くと、
特にオケとのアンサンブルの面から雑な印象を拭えないかもしれません。
でも私は近現代作品にも果敢に挑戦していたキースの存在そのものに
憧れているので、細かいことは気にしません。
キースの熱演を感じ取れる魅力的な企画だと思いました。
ただ、バーバーの作品でまだ聴いたことのなかったこの作品を
初めて聴いた印象は、当時の作品としては中途半端な曲調で、
セリーなんかで盛り上がっていた時代におけるバーバーの苦悩の
ような何か、を感じる作品でした。 2楽章だけはちょっと好きかも。
バーバーの初期の声楽曲といくつかのピアノ独奏曲に見られる歌心と
緻密さと美しさは大好きなのですが、この作品自体にはあまり共感できませんでした。

そんなこともあってか、このCDの最後に収められている小さな曲、
「Nothing but a dream」を聴いていたら、バーバーのことはどこかに飛んでいってしまい、
昔の出会い、Jazzピアニストの二野明君のことを思い出してしまいました。


彼とは同じ大学の同じ学科で学ぶ関係でした。
1年間だけでしたが、ピアノの先生が一緒で、
同じ時間に一緒にレッスンを受けていたことがあります。
作曲専攻だった彼は、レッスンで弾く曲を自由に選ぶことができ、
初めてのレッスンにラヴェルのソナチネの1楽章を持って来ました。
普段滅多に学生を褒めたりしないS先生が
二野君を褒めていたことを覚えています。
他にも、ヒンデミットのルードゥストナリスについて
先生に意見を求めたりしていました。近現代作品に造詣が
深かった人です。
意外だったのは、ちょっと古典寄りともいえるフォーレの室内楽に
入れ込んでいたことです。特にピアノ五重奏曲を絶賛していました。
旋律の美しさや機能和声の美しい響きを決して捨てなかった、
ロマンチックな感性を持った人だったように思います。

学校の近くの大きな飲み屋さん(あの当時、確か「マシーの店」と
呼んでいたように思います)でピアノ弾きのアルバイトを
していたこともあります。ここではキースジャレットまがいの
美しめの即興演奏をメインにしながら、自由に弾いていました。
一度お客さんに「真面目に演れ!」と怒られたことがあると
話していましたが、大方楽しんでいたようです。

学校に行くと、彼はいつもピアノを弾いていました。
1階の大きな講義室にある、古くて鍵盤のとても重い、
小さなグランドピアノの前に座っていることが多かったです。
本当にピアノが好きな人でした。

彼の下宿で語り合うことも何度かありましたが、
夜中の話題は専らJAZZでした。
ビルエヴァンスやキースジャレットなど、
ピアニストの話題が多かったように記憶しています。
部屋には、Bill Evansの「Undercurrent」 と、確かビリーホリデイの
「At Jazz At The Philharmonic」のLPジャケットが
飾られていたように記憶しています。
それから、ジミーペイジが大好きでした。
レスポールのコピーモデルが部屋の隅に置かれていて、
時々ツェッペリンの真似事をしていました。
一度古町あたりのライブハウスでツェッペリンのコピーバンドのライブ
が開催され、聴きに行ったことがあるのですが、
内容は惨憺たるものでした(笑)。

私の卒業演奏の時、彼が伴奏を引き受けてくれました。
お礼にToni Harperの「Night Mood」のCDをプレゼントしました。
もう1枚、Ethel Ennis の「Eyes for you」も渡そうと思っていたのですが、
N駅近くにあった「石丸電気」は売り切れ。ここにないと
他の店にはもうないはず。そんな時代でした。
結局お礼は1枚のみとなりました。

・・・

彼が亡くなる1年ほど前、Facebookのメッセージで「声が聞きたい・・・」と
言われたのですが、私から電話をかけることができませんでした。
あの当時のある出来事が今でも心の奥底に引っかかっており、
彼に声をかけることを躊躇ってしまいました。
このことが悔やまれてなりません。
彼の死を知った時、未だ大人になれていない自分に嫌悪を覚えました。

・・・・・

「Nothing but a dream」は、一見まったりとした美しいアレンジによる演奏。
でもキース特有のスリリングな「言葉」から、まるで綱渡りを見ているような
緊張感に襲われます。この感覚は自分だけでしょうか。
とても甘い、でも辛い・・・。 そして何度も聴きたくなる、麻薬のような演奏。

私と二野君の関係も、一見楽しくまったりしていましたけど、
少しだけスリリングな所がありました。そのイメージが合致したからこそ、
この曲によって突然私は、数十年前のあの頃に連れて行かれたのです。

ひさびさのVimeoアップ。

数ヶ月ぶりに2作品をアップしました。ぜひご覧ください。
2本とも古くてマイナーなシネレンズを使った作品です。

D-mount YASHICA ZOOM LENS 1/2" to 1&1/2" f:2.8 ZEIKA(1950's)編
https://vimeo.com/128705782

D-mount REXER TELE 25mm F1.9 (1950's)編
https://vimeo.com/128791128

「赤いクーペ」 矢野顕子

まず、谷川俊太郎の詩が素晴らしい。
一見、赤いクーペを運転する男の気持ちを淡々と
描いているようだが、その背後に
もっともっと大きくて深い世界を描いていることは
誰が読んでも明白である。
クーペで走り続ける様を通して人生そのものを表している。

小室等のオリジナル演奏を聴いたことがあるが、
とても牧歌的な何かが支配しており、
詩の良さは感じれど特に印象に残るものではなかった。
それが矢野顕子の手にかかって
この歌は恐ろしいほどに大きく生まれ変わっていた。

矢野顕子のピアノパフォーマンスは実に自由である。
ピアノの演奏に対して一般的に持つ印象が
一瞬で破壊されるような冒頭のシンプルな音。
リズムの萌芽を経て次第に形を変え、鉄壁とも言える
演奏とともに洗練された音世界に変化していく。
矢野の他の弾き語りのアルバムとは対照的なこのアルバムでは、
一見乱暴で雑で探るような演奏をしているとも聴き取れるが、
Jazz好きな私にはこちらのほうがツボだ。
そして恐ろしいほどに起伏のある打鍵とは対照的に、
歌声はいつもの通り、まったくのマイペースだ。

静かに同じ音形を奏で続ける、その音は確実に
クーペが走り続ける様を想起させる。実に巧みだ。
決して高速ではない。でも乾いたエンジン音を響かせながら
確実に走り続ける、聴いているとそんな風景が脳裏に描かれる。

「止まれない・・・
 もう・・止まれない・・・
 Uhh・・・止まらない・・赤いクーペ・・・
 止まれない...」

ここではオリジナルの詩を逸脱して、"赤いクーペ" の前に "止まらない" を追加し、
さらに最後に "止まれない" を追加しているが、このくだりにこそ
「人生とは何か」が凝縮されている。
人生は幾多の柵を抱えながら、でも時間は滔々と流れていく。
決して悲しいことだけ、なんてことはない。
きっとたくさんの喜びもそこにあるだろう・・と
説いてくれる。


矢野のこの演奏をどう例えたらよいのだろう。
川原に転がっている角のとれた丸くて小さな石のような音から、
結晶だけからなる彩度の高い刺々しい鉱石のような音までが
瞬時に、そして自在に生まれては消える、ような感じ?
あるいは、画像編集ソフトに乗せた写真のデータに対して
スライドバーやつまみをグリグリ動かしながらエフェクトをかけて
変化する画像の極端な変化を確認しているような感じ・・・? 
うまく表現できない。

Home Girl JourneyHome Girl Journey
(2013/04/10)
矢野顕子

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素晴らしい詩が活字のまま存在するもの良いが、
音が付き、歌になることでその詩がとてつもなく大きな何か
に化ける、あるいは全く新しい作品が生まれてしまうことを
あらためて認識させられる作品である。
矢野顕子を見るとき、どんなバイアスをかけても
「巨人」という領域から外れない。

(Chart.js) 横軸ラベル("labels"の値)を変更する

備忘録です。
Chart.jsの勉強の為に、環境を落としてフォルダ"samples"にある
htmlファイルを見ていたのですが、サンプルプログラムのように
いつも同じ値のグラフを表示させることなんて事は有り得ないので
JavaScriptから値のコントロールができるか試してみました。

グラフ内の狙った場所を変更する方法は、フォルダ"docs"の下
にあるドキュメントに書かれていましたのですぐに実現できたのですが、
横軸ラベルの文字列の変更については書かれていませんでした
ので調べてみました。
調査に当たっては、Chart.jsの環境の"samples"にある"line.html"
を使いました。

まず、ソース内で横軸ラベルの文字列はこのように宣言されています。

labels : ["January","February","March","April","May","June","July"],

そしてインスタンス作成。

window.myLine = new Chart(ctx).Line(lineChartData, {
responsive: true
});

ではここから本題です。

how to update labels? #593
https://github.com/nnnick/Chart.js/issues/593
の記事によると、例えば
3つめの"March"を"3月"に変えたい場合は

window.myLine.scale.xLabels = ["January","February","3月","April","May","June","July"];

みたいな書き方をするみたいだけど、ちょっとかったるい。

狙った場所だけを変えたい場合は、

window.myLine.scale.xLabels[2] = "3月";

と書いたら動きましたので、こちらの書き方でよろしいのでは
ないでしょうか。

Chart.js 横軸ラベルの変更

JavaScriptを使ってグラフ内の狙った場所(値)を変更できることが確認
できましたので、この先にはjsonデータなどをグラフに反映させてその
都度表示を変化させるような処理の開発が待っているのかな、と思います。
(実際は同一生成元ポリシーの問題がありますので、jsonファイルの在処に
よってはサーバーサイドの作り込みになるわけで・・・そのあたりの話は
今回は割愛します。)
英語ですけど難しくないので、フォルダ"docs"の下にあるドキュメントは
必ず読む必要があります。読まないと、画面の再描画なんかを変な方法
で実現してしまう恐れがあります。

Chart.js
http://www.chartjs.org/


Appendix

プロフィール

 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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