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「ふたたび」(SWING ME AGAIN)を観ました。

2010.12.29(水)。フォーラム仙台にて。
今年の映画観賞の締めくくりにふさわしい、素晴らしい作品でした。

貴島健三郎(財津一郎)が、かつてのメンバを探し当てて再会していくシーンは
涙が止まりませんでした。特に、痴呆になっていて貴島のことを
認識できないタツ(犬塚弘)が、昔の写真を見たとたんにすべてを思い出し、
興奮して押し入れからベースを出して弾き出し、「また演ろう!」を
繰り返すシーンは身体が震えました。犬塚さんは本当にベースが弾ける人
なので、このシーンはとてもリアリティがあり、興奮しました。

後半は夢のようなシーンの連続でした。(映画には)有りがちだけど、
十分に楽しめる、そして感動できる素晴らしい脚本であり演出だったと思います。
これから観賞される方もいるかと思いますので、詳細は書きません。
市川準監督の「会社物語」のようでもあり、
ラストは川島雄三監督の「わが町」のようでもありました。

身内にハンセン病患者がいることによって起きたいくつかの問題については
比較的サラリと流したように思います。この作品を観る前には
このテーマで重い内容が全体を支配するのではないかと思っていましたが、
おおかた前向きでハッピーな方向に展開していったので
観た後はどちらかというと爽やかな印象が残ります。

全編をブルー・ミッチェルの「BLUE MOODS」のようなセンスの良い
トランペットの演奏が流れます。
私自身、小5から大学4年までトランペットを吹いていました。
JAZZのトランペットも、こんなセンスの良い演奏だったら
再び始めてみたいと思いました。
JAZZの好きな方も、映画で泣きたい人も、とても楽しめる佳作です。

祖父から孫へトランペットを引き継ぐ
自分の演奏の後、孫に託す。ここにはセリフがない、というか必要ないシーンです。

これから上映される映画館の方が多いみたいですので、ぜひご覧になって
みてください。公式サイトに上映される劇場の一覧と上映日程も書かれています。


「ふたたび」公式サイトはこちら
http://futatabi.gaga.ne.jp/index.html


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 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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