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「いとはん物語」(1957年 大映)

2010年12月12日(日) 午後3時半

日曜日の午後、クリスロード商店街は人ごみを掻き分けなければ
歩けないほどの混み具合...
だけど、この通りにある映画館に入ったら、館内は僕一人だけ。
この差は一体何なのか?ってほどのギャップ。
でもこの静けさ、好きです。落ち着きます。
5~6人ほどの観客で開演。

いままで相当な数の古い邦画を観てきましたが、
この作品はノーマークでした。
とても良い機会なので観ることにしました。

一で言うと、いかにも大映的な作品でした。
色といい、脚本といい...
伊福部昭の音楽については何かしら期待していたのですが、
特筆すべきものもなく、映像に合わせた凡庸なものでした。
伊藤大輔監督についても、コメントすべきことはありません。

でも、印象に残るところもいくつかありましたので記しておきます。

感心したのは以下の3点です。

まずは友七を演じる鶴田浩二のカッコよさです。
今、このレベルの男優は見当たらないと個人的には思っています。
同性ながら惚れ惚れします。
渋さと優しさと強さのすべてを感じる素晴らしい俳優さんです。
この映画でのキャラも絵に描いたような誠実で一本気な男でした。
当時、この男優を観る為に映画館に通った女性も多かったことと
思われます。

そして感心したのは、お嘉津を演じる京マチ子さんの
御英断です。他の女優さんだったらこの役は引き受けなかったのでは
ないでしょうか。それくらい醜女メイクがすごかったです。
そしてその外見とは正反対の、純粋無垢で朗らかな、性格的には
最高の、いとはんを好演していました。
京マチ子さんの女優魂が見て取れます。

例えば、決して美しくはない女性が映画の進行とともにだんだん
綺麗になっていく設定というのはよくありますよね。
メジャーな作品としては「ロッキー」のエイドリアンなんかが
良い例だと思います。
だけどこの作品では最後まで醜いままなんです。ある意味
酷ですよ。それだけに対照的なお嘉津の明るく、朗らかな性格が
観ていて胸に突き刺さります。

そして3つめはお嘉津が夢で見る、友七との新婚旅行(?)の
シーンです。とても美しい映像でした。これを観るために
1000円払ったのかもしれない、って思うくらい満足しました。
このシーンの中でだけ、京マチ子さんは美人メイクになって
おりました。とにかくこのシーンは美しかった...。

ラストはハッピーエンドとは参りませんでした。
映画を観終わった時は、あまり感じるものがありませんでしたが、
どうもその後、お嘉津のことが気になります。


観たのはここ。
桜井薬局セントラルホール


日本映画データベース
「いとはん物語」

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プロフィール

 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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