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忘れられない作品になりそう。「ふたりのアトリエ」

2014年1月13日(月)

2014年に観た中で最高の作品。
(ってまだ数本しか観ていませんけど・・・)

桜井薬局セントラルホール。観客は4~5人。
繁華街にあるオンボロ映画館。大のお気に入り。
いつもの事ながらとてもリラックスできる空間。

・・・

美しいモノクロ映像と静寂が全体を支配している。
その中に、いくつかのちょっとしたアクセントが添えられ
それらは波紋となり、やがて消えていく。
とても心地良い余韻が残る。
そんな映画だった。

・・・

映像の美しさはもちろんの事、感動したのは「音」の付け方。

無駄が無く、空気感まで表現している「音」。
スケッチブックの上を走る鉛筆の音や創作小屋のまわりの環境音。
そしてほとんどない「音楽」。
センスの良さに思わずうなってしまった。

・・・

マークがレンブラントの素描の描かれた紙切れを
大事に持っていたこと。
そこでのモデル(メルセ)とのやりとり。
メルセとマークのベクトルが少しだけ重なり、
メルセが芸術への主体性を獲得していく瞬間。
観客にとって分かりやすい、ある意味俗な描写とも
受け取れるシーンだけど、それまでに見られない
メルセを感じられるから妙に好き。


美しい水のある風景での絵画制作。はしゃぐメルセ。
モノクロだけど光、水、緑の織りなす美しさが
手に取るように感じられる情景。本当に美しかった。

突然訪れるドイツ軍人ヴェルナー。
観ていてドキドキしたが、最後は戦争の悲哀だけを
表現していたように思う。この、作品中の「アクセント」を
この作品の「範疇」に収めた脚本のセンスの良さに感動した。

そして小屋を覗きに来た子供たちのやりとり。古き良き時代の
田舎の風景描写だったと思う。
空砲なんてこの時代の海外なら全然フツー。


とても感動したのは、メルセに"反応"してしまったマーク
の気持ちにメルセが気づいた後のベッドサイドでの二人のシーン。
Hなところは何もないのだけれど、このシーンはとても強く印象に残った。
今までに観た作品の中でも特に気に入った男女のシーンの一つだ。
これは泣けた。

それにしても、主演のロシュホールと本物のマイヨールって
似てるなーと思うのは私だけであろうか・・・。

何はともあれうらやましずぎる、その創作環境。
あんな場所であんな生活がしてみたい・・・。


ここからは気になった事を書く。

プロによる撮影なのでそんなことはないと思うが、
カメラワークに関して、カメラマンが最新の機材を
使いこなせていないのではと感じる個所があった。
ズームの仕方とか。
自分が普段デジカメを操作する際に、思い通りに動いてくれなくて
イライラすることがあるが、そのイライラ時のカメラの動作が
映像に出ていると感じたため。
その一端なのか、映像の被写界深度にムラがあるようにも感じた。
カメラテストの不足? 確信犯とは思えなかった。
同じ印象を持った方はいないのだろうか。


まあ、お暇な方は観てみてくだされ。
特に何かしらの創作に携わっている方。
心を動かされますよ。


映画『ふたりのアトリエ ~ある彫刻家とモデル』予告編



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プロフィール

 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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