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東京にもまだまだ残っている素敵な世界

4日間の東京生活です。3日間は仕事、最終日は有給をとって
見聞を広げます。新宿歌舞伎町の某ホテルで書いています。

晩ご飯を食べようと外出したのですが、大きなレストランなどには
入る気もせず、老夫婦が営んでいるような小さな店を探しては
そこでのひとときを楽しんでいます。昨晩、そして今日と2日続けて
とても印象的だったので書いておきます。

昨日入った店は、おかみさんがとても元気で明るく、それだけで
楽しくなってしまったのですが、そこに来ていたお年寄りの客が
何度も何度も同じことを繰り返して話すのに、機転をきかせて楽しく
お相手をしていた、その会話を延々と聞いているだけでとても幸せ
な気分になりました。

そしてそのおかみさんは、伝票にお品書きより50円少ない金額(700円)を
書いており、でも支払のときにはお品書きより50円多く(800円)取ろうと
してきたきたりと会話を楽しもうとしてきたにも関わらず、
つい真面目に対応してしまった、自分自身のつまらなさに情けなくなって
しまいました。まけてくれたあの店にはまた行きたいです。

そして今日。絵に描いたような老夫婦が営むとんかつ屋さんでした。
主人の変わらぬ笑顔、絶妙なタイミングでの対応など、
飾らない、でも気配りの行き届いた素晴らしいサービスでした。
印象に残ったのはおしながき。
最初注文をしたときに、すぐにサラダが出てきたのですが、ほぼマカロニ
だけからなるサラダでした。その時にはそんなに気にならなかったのですが、
その後何気なくおしながきを見てびっくり。
「ミニサラダ(マカロニ) 150円」と、しっかりとハードコーディングされて
いたのです。時々街角で見かける、鉄の看板にペンキで書かれた「社員募集」
の看板みたいなものです。つまり「永久に変わらない」ってヤツです。
とても微笑ましく感じると同時に、昭和の古き良き時代に戻ったみたいで
ちょっと泣けてきました。

こんな素敵な世界がこの東京にいつまでも残っていくことを切に願って止みません。
なくなったらもう、小津の作品を観るしかなくなるぢゃないですか。
本物に勝るものなしです。

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プロフィール

 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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