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「永遠の人」(松竹 1961 白黒)

仕事帰りに桜井薬局セントラルホールにて観賞。
観客は約5名。

とにかく重い映画でした。
以前観た「喜びも悲しみも・・・」で
木下作品にポワーンとなっていた自分に図太い矢が刺さった感じです。

子供に罪はない。でもレイプで生まれてきた我が子を愛せない母親の
気持ちは共感できます。でもその気持ちが何十年も描かれていく重さ・・・。
かと思うと、ラスト近くでは
結ばれなかった者同士の子供たちが結ばれたりして・・・
子供たちの世代で悲願成就ってこと???
いや~~~~~~~~~っ、映画とはいえ、重いです。

男女の関係だけではなく
地主と小作農の関係や当時の封建的な人間関係などが
作品全体をとてもダークなトーンで支配しており、観ていて
やりきれないものがありました。ドロドロした人間関係の描写
といえば成瀬巳喜男の十八番だと思っていたのですが、
この作品も負けてはいません。

何度も出てくる、
シネスコ画面(松竹グランドスコープ と呼んでいたようですが)の
ど真ん中に登場人物を立たせたシンプルな映像はとても美しく、
なおかつ阿蘇の風景もモノクロながら大きくて幅広な画面に映ると
とても迫力のある美しい絵になっており圧倒されました。

ラストシーンのわずかな救いがなかったら、その後味の悪さ故に
映画館を出た後どこかで暴れていたかもしれません。
(時々行っているブンチョウのバーで?いやいや・・・
 この日は直帰でした。)
それ位、ラストシーンの直前までは辛い内容の連続でした。


高峰秀子さんの演技は素晴らしかったです。
仲代達矢さんの存在感は半端なく、ただ、この時代にあっては
彫りがきつすぎる感じがしないでもないです。
佐田啓二さんの役はあまりにもハマりすぎていて
思わずニヤけてしまいましたが、哀れな最期になってしまいました。

永遠の人


音楽は木下忠司さん。
全編を支配するフラメンコの音楽は違和感そのもの。
しかも歌詞は日本語で異様。何かを狙ったのかもしれませんけど
自分には大ハズレに聴こえました。
この作品に関しては、オケ楽器なんかを使って少し艶っぽい
音楽にしてもよかったのではないかとも思いました。


この週末は、大作「香華」を観に行きます。
3時間以上の作品だったはずなのでトイレは
事前に済ませます!(子供かいな。)


(参考資料)木下惠介生誕100年
http://www.shochiku.co.jp/kinoshita/


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プロフィール

 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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