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Ross Tompkins 讃

急に「あのピアノが聴きたい...」と思って、ラックから1枚のCDを取り出した。
「Rhythm Willie」

これは Freddie Green の演奏が聴ける数少ないCDの中の1枚ということで
20年近く前に購入してみたものである。
当時ギターを習い始めて Herb Ellis のコピーなんかにも
手を染めていた頃なのでまさにうってつけのCDだった。
二人のギタリストの対照的なプレイに聴き入ったものである。
Herb Ellis の癖のあるシングルノートフレーズはあまり好きになれなかったが
学ぶ所も多く、とても勉強になった。
一方の Freddie Green だが、知る人ぞ知る、カウント・ベイシー楽団で
延々とコードだけを刻み続けたリズムギタリストである。
2,6曲目では彼のSoloと思われるプレイも聴けるのがすごい。
ただ、問題のその箇所も延々とコードを刻み続けるだけなので、
本当にSoloなのかどうなのかも疑わしい(笑)。実はベースのSolo???
この徹底ぶりには頭が下がる。

このCDで大きな発見があった。ピアノを弾いている Ross Tompkins の存在だ。
Be-Bop のスタイルを踏襲しながらも、確かな技術に裏付けられた、
でもとても楽しい演奏で、彼の演奏に強く惹かれた。
ちょっと酔っぱらって弾いているような指の踊ったフレーズがあったり、
時々思いっきり低い鍵盤をボーンと弾いてアクセントを添えたりと
楽しい演出の光るピアニストだ。特にタイトル曲の「Rhythm Willie」の演奏は
聴いていて本当に楽しい。楽しい演奏とは何かを教えられているような気になる。
時々構えずに、ただただ楽しく鳴っているような演奏を聴きたいと思う時があるけど、
そんな時の為にこのCDは手放せない。

RHYTHM WILLIE

HERB ELLIS, guitar
FREDDIE GREEN, guitar
RAY BROWN, bass
ROSS TOMPKINS, piano
JAKE HANNA, drums

私の持っているヤツはこれだけど、現在入手できないみたい。

リズム・ウィリーリズム・ウィリー
(2000/06/07)
ハーブ・エリス

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後で発売された方はジャケットも変わって、なおかつ高い...

Rhythm WillieRhythm Willie
(1990/10/25)
Herb Ellis & Freddie Green

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 二代目松四郎

Author: 二代目松四郎


「カメラと動画(+スチル写真)」
「音響と音楽」
「プログラミング」
を主なテーマに活動しています。
映画館と美術館と音楽ホールと
古い街並みが私の学校。

宮城県仙台市在住。

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